木材は、素材感覚のやさしさ、あたたかさを兼ね備えた材料であり、最も身近な建材でもあります。サイトでは、その特性を活かし適切な処理、加工を行い、 従来の枠を超えた複合製品のアプローチを発信しています。木材は腐りやすく、強度も少ない材料とされていましたが、外洋材の中には、ウリン、イペといった高強度の物もあり、今後目的に合わせた使われかたにより使用範囲は広がる一方です。
サイトでは、使用する材木には、 素材の耐朽性、耐蟻性が期待できない材料については、日本農林規格(JAS)に従い、防腐処理材を使用するように規定しています。
水に不溶性の銅と第四級アンモニウム塩のひとつである塩化ベンザルコニウム(BKC)のふたつの有効成分を加圧注入しています。水に溶脱しないかたちの銅化合物と広範囲の防腐効力を示し、医薬用殺菌剤でもあるBKCをブレンドすることで、その効果を飛躍的に高めています。また、有害な揮発性化合物質が発生せず、処理木材は一般産業廃棄物として処理できます。処理木材は一般的に茶系色から緑系色を呈します。
人体に触れても影響のない程、極めて低毒性で安全性の高い第四級アンモニウム塩類を主成分としており、水溶液として加圧注入処理により木材内部にまで深く浸透し、強力に吸着します。処理木材は焼却しても有毒ガスは発生せず、灰中にも有毒物が残りません。また、処理木材はほとんど無臭で表面のベタつきもなく、撥水性木材保護塗料で塗装することにより、屋外で使用しても美しさがより長い期間保たれます。
ヒドロキシメチルフェノールを主剤とした保存薬剤です。エコアコールは水溶性であり、接着剤型のフェノール樹脂とは全く性質が異なります。しかも、木材保存注入用薬剤として開発したもので、分子量が小さく、木材への浸透性も十分です。また、エコアコールは熱硬化性であるため、木材への注入後は熱を加えて、木材中のエコアコールを高分子化することで、無毒な安全性の高い樹脂に変化させ、腐朽菌やシロアリの攻撃を阻止します。 エコアコールウッドとは、エコアコールを木材に減圧-加圧注入し、養生後、乾燥- 熱硬化処理を施した保存処理木材の総称です。